星雲の漢方勉強日記

漢方・薬膳関係の勉強・考察日記

心について

・五行の火であり夏の季節、陰陽では夏は陽であり体内の陽気も盛んになる。
・五気は暑
・身体の各器官は小腸、舌、脈、顔と繋がっている。
・感情は喜びを表し
・精神・意識活動を支配する。(神志を司る)
喜びすぎると精神や意識活動に影響する。
・血脈を司る
血を生成する
血流の充実と営養を保つ

 

・汗をよくかくと津液と呼ばれる体内の水を消耗する。
気血同源(血や津液や気は源は同一である)であるので、
汗をかくと気や血も一緒に消耗して、
・のどの渇き
・顔の赤み
などの熱症状が出やすい。


夏は心の機能が活発になる
心が充実していると、
・反応が早く
・集中ができる
・頭の回転も速くなる
・精神が安定する
・よく眠れる


心の調子が良いと
・顔色が良く
・舌の働きよく、味覚が正常となる
・血流の充実によって脈が正常に保たれる。


暑さは気を傷める
暑の気が強くなりすぎ影響を与えるようになったものを「暑邪」
暑邪は、
体内に入ると、炎熱の特徴を持ち熱を生じさせる。(陽邪)
上昇・発散の特徴がある(発散故に汗とともに津液を消耗する)。

暑邪の影響を受けると、
・身体の水不足になる
その後、
・発熱したり
・顔が赤くなったり
・口が渇いたりする
熱を冷ます水の不足。


心の働きがうまくいかない場合は、
精神活動に様々な影響が出る。


心気は穏やかに発散するのが良い(肝との関係がある)
・起こらず
楽天的に考える
・ゆったり過ごす

食べ物は
・身体の熱をとるもの
・津液を補うもの
良い。


津液は体内の正常な水分
痰飲は異常な水分