星雲の漢方勉強日記

漢方・薬膳関係の勉強・考察日記

頻尿について

頻尿について

頻尿は症状の一つになります。

頻尿の種類として、
・尿量が少ない
これは基本的に「尿色が濃い。」
・腎陰虚による頻尿
肝気鬱結による頻尿
どちらも尿色が濃くなりやすい。

・尿量が多い
これは基本的に「尿色が薄い。(透明な色など)」
・腎陽虚による頻尿


尿の色が薄い場合
気虚
・寒凝下焦
がある。

・排尿時に強い熱感(腎陰虚でも軽い熱感あり)
・膀胱湿熱


尿の例を出すと、
腎臓や膀胱が冷えていると、
・透明な尿が沢山出る

逆に熱がこもっていると、
・黄色くなる
・もっと濃いとオレンジっぽくなってくる
・量も少なくなってくる
・臭いもだんだん強くなってくる


POINT
膀胱に熱がこもった状態だと急性膀胱炎
この場合大体抗生物質が効く。
急性膀胱炎だと、痛みも強いことが多く尿の色も黄色
熱が強いと排尿痛が強かったり、
尿がオレンジっぽかったりする。

熱が強い場合、辛い物や刺激物はNG。
当然ストレスも、心配事やイライラなど。


腎臓が弱ると膀胱炎になりやすい。
膀胱や膀胱周囲が冷えている慢性膀胱炎となりやすく、
この場合抗生物質が効きにくい。
腎陽不足で腎の機能が衰えた状態、
腎臓がうまく機能していない状態。
腎臓は水のリサイクルをする場所であり、
この機能がうまく働いていないと膀胱に水がたまってしまう。
頻尿や残尿感なのがある。