星雲の漢方勉強日記

漢方・薬膳関係の勉強・考察日記

東洋医学・体質について

東洋医学の診方に体質があります。
寒熱があり、寒であれば温め、熱では冷ます治療をすると。
バランスが戻り自然に戻っていきます。

寒熱は五臓六腑を主に色々な場所に寒熱の状態が現れます。
主にわかりやすい場所を書き記すと、

・手足 冷たい人:寒 温かい人:熱
・顔色  青白い:寒 赤い:熱
・目 潤んだ涙目:寒 赤く充血:熱
・鼻水 水っぽい:寒 粘り気がある:熱
・舌 色淡苔白い:寒 色濃く苔茶色:熱
・喉 あまり渇かない:寒 渇きやすい:熱
・脈 遅い:寒 速い:熱
・食欲 不振:寒 旺盛:熱
・尿 白っぽい:寒 濃い黄色:熱
・便 下痢気味:寒 便秘気味:熱

熱症状は体内の津液が蒸発しやすいので、
体質ででてくる状態も津液がない状態になります。
逆に寒症状は体内の津液が多い状態になり、
下痢などの症状がでてきます。
余分な水分はむくみのもとになります。