星雲の漢方勉強日記

漢方・薬膳関係の勉強・考察日記

薬膳「心臓」に良い食べ物その1

心臓に対応する味は「苦味」、色だと「赤」、季節は「夏」。
心の表裏は小腸になります。
心の熱が小腸に及ぶと小便が濃い黄色になります。
熱中症で小便が濃くなるというのがリンクしてきます。

苦味は、
・不要物を排泄し、体を乾燥させる。

心に良いお肉は「羊肉」。
気味:甘味・大熱性
帰経:脾経・腎経・心経
効能:補気補血・温脾胃
冬の冷えにはオススメ。

他には、
「小豆」
小豆には酒毒を解毒する作用があるようです。
お正月を考えればかなりお酒を飲むと思うので小豆を食べると良いかもしれません。

心の表裏である小腸を簡単に、
小腸は受盛之宮。
胃から送られてきたドロドロの糟粕(ソウハク)の水分を膀胱に、
固形分は大腸に分けられます。
ちなみに糟粕は良いところを取り去った残り。

小腸の異常では、小便と大便に異常が起こり下痢となる。

ちなみに大腸の表裏は肺なので肺の熱が伝わると便秘になったりします。
見極めが大事。