星雲の漢方勉強日記

漢方・薬膳関係の勉強・考察日記

胃について

六腑の一つ、五行の土
裏は脾

別名で胃脘(いかん)
上脘(噴門部)
中脘(胃体部)
下脘(幽門部)の3つに分かれる。

胃の働き
・水穀(食べ物)の受納・腐熟
食べ物を胃に受け入れ(受納)最初の消化を行い、
どろ状に腐熟し「小腸へ送る。」
「水穀精微の本」

・通降を司る
通じ降ろす
口から入った食べ物は胃の働きで「消化」され小腸、大腸に運ばれて下っていく。

Pointとして
胃の働きが滞ると、「通降」が阻害され、
吐き気、嘔気、しゃっくり、げっぷ、膨満感
等の症状が出る。


脾は湿邪を受けやすく、乾燥を好み、湿を嫌うとされる。
胃は熱邪を受けやすく、潤を好み燥を嫌うとされる。