相剋(そうこく)について
・相手を打ち滅ぼしていく、陰の関係。
・特定の五行の間に存在する抑制の働き。
相剋の関係は、
・抑制する側が祖
・抑制される側が孫
と呼ばれる。
両者の関係は祖孫関係とも表現される。
・木剋土(もっこくど)(肝剋脾)
木は根を地中に張っていて土を締め付け、養分を吸い取って土を痩せさせる。
・土剋水(どこくすい)(脾剋腎)
土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常にあふれようとする水を堤防や土塁等でせき止める。
・水剋火(すいこくか)(腎剋心)
水は火を消し止める。
・金剋木(ごんこくもく)(肺剋肝)
金属製の斧や鋸は気を傷つけ切り倒す。